COAT1 SHORT / BORIS BIDJAN SABERI

寒さが日に日に厳しくなっていくのを感じます。

本日もコートスタイルのご紹介です。

COAT1 SHORT / BORIS BIDJAN SABERI

着用サイズM

モデル 175cm 60kg

ハンサムなシルエットが魅力のショート丈コート。ブランドが定番でリリースしているモデルのショートタイプになります。

軽く伸縮性を持たせた肉厚のコットン素材を使用することで、貴人な雰囲気にこなれた余裕をプラス。

冬のオシャレが楽しい一着です。

フロントはボタンが表に出ないミニマルデザイン。中央線をずらしクールなイメージを作り出しています。

立ち襟も高さは控えめで首周りはスッキリ。ここが高いとインナー次第で首の露出が気になりますが、このコートではあまり気になりません。

サイドも非常にスタイルがよくクールな印象を受けます。

よくご覧いただくと向かって右側、首から胸元まで長めのダーツが。この微調整により前方に伸びる襟のラインがとても綺麗です。

裾はレイヤー調に抑揚をつけたカットオフスタイル。

「綺麗に始末しすぎるのはらしくない」そんなブランドの思惑があるように思います。

バックスタイルは少し特徴的で、左右の生地を重ね合わせたようなデザイン。こちら縦に縫い合わせのステッチは通っておらず、部分留めで繋がれています。

生地に余計なストレスを掛けず、身体の動きにも柔軟に対応してくれる拘りあるテクニック。背中のツッパリを抑えながらハリのある生地の迫力も活かします。

深いスリットは1つの拝みボタンで留めるパフォーマンス。

このボタンを外して着用頂くことも可能ですが、この留めた時のバランスが非常に良いです。

このコート裏返して内側を見てみると非常に面白い構造をしています。

先に表で見て頂いた背後の留めはご覧の通り。袖には滑りの良い裏地を使用し脇にはメッシュ生地が使われています。

緩く止められたベルトはボリスお馴染みのワンポイント。コートを立ったまま脱ぐ際に、この紐を手や肩に掛けるととても便利です。

フロントもボリスおなじみのテクニック。同ブランドのパンツのボタンフライなどと同じく、ボタンは1本のテープを裏側でつなぎ合わせて留められています。

表のプレーンな印象とは対象的なバックグラウンド。着る楽しみはこうしたブランドの拘りから生まれます。

COAT1 SHORT / BORIS BIDJAN SABERI

着用サイズM

モデル 175cm 60kg

こうしたクールなアウターを見ると、どこか突っかかりがありそうな気がしてしまいますが、見た目のシャープさからは想像できない着心地の良いアウターです。

3 pocket straight leg medium fit pants / m.a+   着用サイズ44

HIKING BOOTS “19” / GUIDI

すべてボリスで合わせるパターンも良かったのですが、今回パンツは上品な”エムエークロス”のウールパンツ。

足元は少し遊びを加えるべく”グイディ”のトレッキングブーツを合わせました。

勿論より綺麗なドレスシューズも綺麗にまとまりますが、アクティブなスタイルにも順応できるコートの魅力が伝わればと思って今回のスタイリングにいたしました。

ご質問などもございましたら、お気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。

皆様のご来店・ご利用を心よりお待ちしております。

SHELTERⅡ  山崎

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