バイイング2日目はRick Owensからスタート。
シーズンテーマは”GLITTER”
17SSから引き続き、メインコレクションではボトムにはボリュームのあるシルエットを、そしてトップスはコンパクトにまとめるスタイルが打ち出されておりました。
特にランウェイ使用されていたコーティングデニム素材をアステアシルエットというブランドが強く打ち出すシルエットでオーダー。
ややサルエルも綺麗にまとまった合わせやすいスタイルですので、
ご期待くださいませ。
プレコレクションからは新色のイエロー(トパーズ)を含めた、定番から新作まで幅広くセレクトしております。
残念ながら写真は掲載す事ができませんが、
気になられた方はお問い合わせ下さいませ。
続いてはtaichimurkamiのショウルームへ。
”Metal Edge”という横糸に工業用の金属糸を使用したセルヴィッチ新素材の提案に加え、
“Unintercept”というパターニングも誕生。
本来、シームの交差が当たり前とされる洋服のパターンにおいて、
全て重なり合わない複雑なカッティングを実現。
新素材に加えて新型のウェアを数多く発表。
ミリタリーテイストを取り入れた新作ウェアや「クロコダイル」と称される新色のカーキカラーにご注目下さいませ。
PETROSOLAUMのショウルームへ。
「悪戯」と銘打たれたシーズンテーマから着想を得た新作が発表。
障子の美しい見え方から、自身が得意とする一枚革での製法を掘り下げた
内羽根ブーツはステッチワークの遊びも覗かせるユニークな発想でありながら
洗練されたデザインがポイント。
新色のアイスグレーにも注目です。
同じく「障子に穴が開く」という悪戯から新素材は毛穴に特徴があるピッグリバースをセレクト。
弾力性のある素材感や毛穴の表情、そして毛足の短い裏革はピッグリバースならでは。
また原皮から内地産というMade In Japanに拘った点も素晴らしいですね。
是非ご期待下さいませ。
最後はWERKSTATT MUNCHENへ。
今回も鋳造工房をショウルームに。
常に各国のバイヤー達で賑わっておりました。
テーマは”TRANSFORMATION”「変化」
こちらを大きなシーズンコンセプトとし、更に細分化された様々な「変化」をシルバーで表現しております。
その一つが”TAPE WRAPPING”
テープをぐるぐる巻きつける事で起こる「変化」は
今期のキーデザインとなっております。
引き続き明日も4ブランドを訪れる予定でございます。
是非引き続きご一読くださいませ。
SHELTERⅡ
黒田