2025 AW BUYING REPORT in PARIS vol.4

皆様お待ちかねの”m.a+”。

5年ぶりに足を踏み入れたエキシビション。入るとすぐにマウリツィオ氏と再会し、その優しい笑顔にバイイングの疲れも吹き飛ぶました。

昨年の当店20周年別注アイテムの製作と盛り上がりに感謝して弊社代表からお礼品をお渡しすると紙の包装からすでに興味津々。

日本の何かと包むスタイルが大好きとのこと。

和食器の手にフィットする感覚をいろいろな角度で試してみたり、娘のローラも呼び寄せて大変お喜びいただきました。

作品に触れる際のデザイナーの目線は大変興味深く、私も見習わなければなりません。

コレクションはリラックスして着られる商品が増え、ファン必見の情報はインディゴデニムの再リリース。

フィットを少し調整し、デザイナー本人もお気に入りのものが出来たとご満悦。

今年もブランドと一緒に色々な仕掛けをご用意して参りますので、ぜひご期待くださいませ。

バイイングの締めくくりは”cornelian taurus by daisuke iwanaga”。あたりはすっかり暗くなってしまいました。

当店と同じ神戸を拠点にするブランドが、長くパリで展示会をキープしている姿はいつも心にグッとくるものがあります。

今回のシーズンテーマは「音から形」

私もなんども訪れたアトリエに流れる音から製品が出来上がるプロセスにフォーカスし、バックに新たなバリエーションが加わりました。

暑い日本の夏から秋を意識したリサイクルナイロンのシリーズも新アイテムが登場。

常にブランドが大事にしている革の取り扱いについて、デザイナーの岩永氏から改めて向き合い方をご共有いただきました。

いつでも神戸でお会いできる距離にありますが、だからこそ異国の地でのコミュニケーションはとても新鮮。

これからもブランドの挑戦に期待です。

これを持ちまして2025秋冬、パリでのバイイングレポートは終了。長くブログ、インスタグラムの投稿などお付き合いいただきありがとうございました。

明日1月30日(木)からは私も店頭に戻り、パリで感じた「ファッションのいま」を皆様にお伝えできればと思います。

ここ数年で世界の生活様式が大きく変わり、色々と便利なもの、サービスも増えました。ファッションビジネスにおいては、リモートでの商品仕入れが簡単になり、いまやこれが無くては商いが成り立ちません。

対して今回5年ぶりに現地に出向くことができ、会って触れてのコミュニケーションの大切さも改めて身に染みて感じることができました。むしろオンラインが発達したからこそ、この時間の大切さに気づくことが出来たのかもしれません。

これからも伸ばすべきところは伸ばし、変えずに守るべきものはしっかり守る。ファッションを通じて新たな刺激や価値観を皆様と共有できれば幸いです。

2月は初旬から新商品がたくさん入荷してまいります。

皆様のご来店・ご利用を心よりお待ちしております。

SHELTERⅡ 山崎

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