BORIS BIDJAN SABERI BOOTS2
2020秋冬シーズン当店で最も迫力のあるブーツがこちらです。
ボリスビジャンサベリから新作としてリリースされたブーツはデザイン・素材・製品染めのすべてが良い塩梅に融合したスペシャルなアイテム。
レザーソールの底にはオリジナルのラバーを配置し、見た目のボリューム感とブーツとは思えない滑らかな履き心地を実現。
使用された素材はベジタブルタンニングのホースレザー。製品染めとは染める前のレザーで製作後に専用の染め機械を使用して着色を行っていきます。
けっこう荒々しい染め方なので、染めの最中に問題があることも、最悪作り直しという事も珍しくありません。
着色後はゆっくりと時間をかけて乾燥させ、フィニッシュに写真のように手作業で整形を行っていきます。
手作業な故、一つ一つのシワの感じが違うのもまた魅了の一つ。
カラーはシーズンからのSYNTH BLUE(シンスブルー)ブラックがフェイドして青みがかった表情は、ブラックよりもニュアンスがあり、また重すぎずこのブーツに適したカラーかなと思います。
フロントから見ると意外とすっきりとしたシルエット。
バックには洋服にも使用されるレザータグのようなディテールもあり、随所でブランドらしさを感じるデザイン。
ここまで長々説明しましたが、ちょっと他ブランドのブーツとも見比べると分かりやすいと思いますのでご覧ください。
CAROL CHRISTIAN POELLのDIAGONAL ZIP BOOTSと比べても引けを取らない威圧感。
CCPのブーツは他のどのブランドにも負けないぐらいの威圧感というか迫力がありますが、ほぼ同等のものがありますね。
サイドビューもなかなかなもの。比べてみてみましたがどちらも良いブーツという事を再確認しましたね。
このブーツはCCPファンの方にも是非見て頂きたいです。
次回のレコメンドブーツをお楽しみに。
SHELTER2 斉藤